行埋め?タヌキはおまえか?

どこで誰が読んでるか分からないのでずーっと我慢をしていたけれど、さすがに訳がわからなくなってきたので…

…書きまする。
全てがカイの口を通じてのことなので、どこからどこまでが本当で、いったいどうなっているのか明確でない部分もあるのですが、もやもやとした状態がずーっと半年以上も続いています。

ことは昨年の秋に遡り。
前にカイが悪戯をしたので学校に呼ばれた件をここに書きましたが、本当のところ半分はわたしが学校に真実を確かめに行ったのであります。
それが何だったか、というと、

・悪戯をした時に「警察を呼ぶ」「将来ろくな人間にならない」などと言われた、とカイが訴えたこと。
→学校側の回答:言い過ぎた面もあるかもしれないが…自分の担任の子がしでかしたことに動揺していたのだ、と何とも腑に落ちないもの

・泣いているカイを無視して教室外に放置したこと。
→学校側の回答:本人が感情的になり、これは放っておくしかない、と判断した。
→カイに確認すると、「自分は嘘を言っているつもりはないのに、先生が何を言っても嘘だ、嘘だと信じてくれなかったから」とのこと。

で、なおもわたしが納得できなかったのは

・学校を訪れて20分近く待たされた挙句、状況確認をしに来た保護者の前で担任はソファで足を組みふんぞり返ったということ。
→わたしのこと舐めてんの?とさえ思った。

・カイは「悪戯をした友達と一緒の場所にいたけれど、自分は直接手を出していないことから、やっていないを連発していたのであって、先生を欺こうとか嘘をつこうというつもりはなかった」と説明したにも関わらず、その後も「将来不良になる」などという言葉をクラス全員の前で言った。
→悪戯の渦中であった他のお母さんと相談の上、この先生は何を言っても受け止める姿勢がないので、今回はもう諦めましょう、ということに。
(そもそも子供たちが悪さをしたという事実もあったわけで)

その後、暮れのこと。

・クラスで席替えがあり、後ろの席になったカイは黒板の文字が見えないと訴えた。
・カイの他に数人訴えており、他の生徒は前の席に移動させたが、カイには「あなたはお家でメガネを作ってもらいなさい」と言い、席の変更をしなかった。
→親のほうには一切の連絡なし。
メガネを作る作らないは眼科医師が決定することであって、クラス担任が行うべきことではないはず。
納得できないまま、カイの視力が悪くなっていることは事実なので、年末に眼科に行き、メガネの処方箋を出してもらい新学期からはそれで登校。
→なお、元小学校校長であった父に確認をすると、教員にはクラス内の席を一方的に決める権限は設けられていないはず、とのこと。(それでくじびきとか出席番号順が多いのか…)

で、今回。

・友達と廊下で話をしているカイが制服のポケットに手を入れていると、「また、あなたはポケットに手を突っ込んで」と怒ってきた。
・終わりの会でカイがポケットに手を突っ込んでいたことをとりあげ、「どう思いますか」とクラスの生徒に問い、「不良に見える」「偉そうに見える」などという意見を他の生徒に述べさせた。
・その後、「あなたは中学校に行くと不良に絡まれたりしたら怖い、と言っていたけれど、自分でそのようにしています」とクラス全員の前で言った。
→小学校の時点でポケットに手を入れてしまう習慣をつけちゃだめよというのは、それで転ぶと危ないからで、そのことはカイもよく分かっている。
→先生が怒ったのはそういうことではなく、単に先生個人が「ポケットに手を突っ込んでる奴が嫌い」という視点では?
→個人的見解は構わないが、自分の持つクラスでそれを「問題」としてとりあげ、「どう思うか」と問うてしまうと、子供は決して先生の意思に反する意見は言わないのでは。
→その結果、カイの思いを集団の前で否定するような言動をするべきなのか?
→カイに「それで、最後は先生はどう纏めたの?」と尋ねたのですが、結果は上に書いたとおり。それ以外は何もなし。


なんともね、これってどうよ?というか、何様のつもりなの、というか、カイに何か恨みでもあるの、というか、わたしがPTAや学校活動にあんまり熱心じゃないからカイに八つ当たりしてるわけ?とか…
いろいろ考えてしまうわけです。

カイはとにかくこの担任の先生が嫌いで、「あの先生の言うことは納得できない。何か変だ」を連発します。
カイは所詮子供なので、親に言うときには多少尾ひれがつくかもしれない。
わたしもそのことはよく分かっているので、明らかにカイに非がある時は「それはあんたが悪い」と言いますし、「あんたが先生のことを嫌いだ嫌いだと言っても先生は大人であるわけで、あんたが何をどう偉そうに言えることではない」と叱ったこともあります。
それでも、親として納得しきれない部分は非常に多くあるのです。
何か変。
メガネのことなんか、絶対変だよね。わたしはそう思うけど。
実際、カイは最初は度の緩いメガネになっているので、おそらく1、2ヶ月たつと目が慣れて見えにくくなるだろう、とのこと。
その時、カイが席を前にして欲しいと言ったら先生はどういう対応をするつもりなんでしょうか。
メガネの度をあげてもらえとか?

ポケットに手、の件は、その場でわたしは学校に殴り込みそうになったですが、そういう暴走すると卒業目前にしてカイも居心地悪くなっても困るので我慢しまして、「このことであんたがクラスのみんなから敬遠されたり、仲間はずれにされるようなら、お母さんは学校に行くのでそれまでは我慢をしなさい」とカイに説得。
と、いうかね、カイの言った通りのことが実際に行われていたとしたら、そういうこと誘発してもおかしくないです。
何を考えてるのかなと首をかしげます。

今週の木曜日は参観日で、たぶん道徳の授業で、差別について考えるんだそうな。
ほう、それは面白い。おまえ、ポケットに手ぇ突っ込んで授業聞いてやれや、とは旦那の言葉で、そんなことさすがにしませんけど、うーん、て考えます。

カイが嫌だったことだけを報告するからそう思うのか、どうなのか、分からないんですけれど、わたしはね、人の悪いところとか良くないところを指摘するのも大事ですけど、いいところをね、言葉に出して伝え合うっていうことも大事だと思うんですよ。
で、カイも褒められたり認められたりした部分があれば、ここまで先生を嫌ったりはしないと思うのです。
怒られたことも素直に受け止めたでしょう。
そうでない、ということは、やっぱりどこか教師と生徒としての関係が変だ、ということでしょう。

で、余談ですが、前の日記でカイがわたしのことを卒業文集で書いた件ですが、後日カイに「ねえ、こっそり原稿読んじゃったんだけど、あんた、ほんとにお母さんのこと書いたの?」と聞くと、カイは「うん」と。
「そんなこと書くなよ、文集に」と言うと

「行埋めだから」

こういう言葉を聞くと、我が子を信じたいわたしの気持ちはぐらついたりするわけです。
Diary | - | -