子離れ

めずらしく続けて日記を書いています。
あんまりこういうことはないけども。

とりあえず着々と黙々と仕事をこなしています。

さて、専門学校を卒業して実家に戻ってきてしばらくプータロ―していた長男ですが、なんだかいきなり数件のバイトの面接を受けてくるからと、明日から再び大阪に戻ります。
ものすごい学費を払ってCGの専門学校に行ったのに、本人はそういう仕事に就く気がさらさらないらしい。
いったい何がやりたいのかわからないまま、本人の意思はあくまでも大阪に住んで働く、ということだけで、何をどう言っても聞く耳持たないので、私はもう知らんふりしています。

中年臭い大人の目から見れば青っちぃですよ。バイトだけで食っていけるかよとか、自力で生活したこともないのに、できるかよとか。
(とりあえず実家にいたこの2か月間だけは、料理を教えた)

でも、私も大学出て家を出るときに相当親に苦言を言われましたからねえ。
おんなじですよ。
親ってのはこういうもんです。
少なくとも自分でなんとかやっていこうという気持ちがあるだけでも十分じゃないですかね。

一見無謀に見える息子の行動も、よくよく考えてみれば私の若い頃の行動によく似ています。
学校を卒業したら自分で生きていくもんだ、と勝手に決めて家を飛び出したはいいものの、今思い起こせば怖い思いはいっぱいしたような。
親はその半分も知らないんじゃないでしょうか。
知ってたら速攻連れ戻されてますね。(笑

アスペルガーという障害を持つ息子にとっては、社会はなかなか生きづらい世界でしょう。
それでも内に篭らず、自分で何とかしようという心意気は評価すべきです。
21歳という年齢の彼には、親の助言は遙かに遠く、あとは自分で生きていく道を探す時期。
親も子離れをしなければと思う日々です。
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