artbee side b

ここ数年、エアコンにとっても弱くなってしまって、暑い日でもわたしの設定温度は29度。それ以上温度をさげると寒くて寒くてしようがありません。
人並みに汗はかくし、暑い日は苦手なんですけど、エアコンはなんというか、体の芯が冷えてしまうというか、しんどくなってしまうので本当に嫌なのです。
でも、マシンには暑いのはよくない。
Winはとてもファンの音も静かなのですが、問題はMac G4（MD）。
OS Xを立ち上げると静かなんだけど、9.22だと「ぶぉぉぉぉ〜〜〜〜！！」とものすごい音がして、あっという間にボディも熱くなってしまいます。
なので、熱でハードのほうがイカレてしまうこともあるんだそうな。
ついこの春に、逝ってしまった内蔵HDDを取り替えたばっかりなので、また昇天するのが怖くて、林檎さまのためにエアコンをつけます。
作業も一時間、二時間空く場合はこまめにマシンの電源を切ります。
9.22の入っているG4 MDはほんとにマメに電源落とさないとヤバイです。
最近仕事が軒並み座礁しているので、このうえマシンの不調なんかがきたらもう立ち直れません。

「なんか、なまけたようなデザイン処理」
という言葉を聞いたとき、右から平手打ち、左からグー、顎の下から蹴りを入れられたようなショックを受けました。
20年近くこの仕事をやっていて、「なまけたようなデザイン」なんていうことを言われたのは初めてです。
で、それは、わたしが直に言われたわけではなくて、代理店の担当者さんが「クライアントさんがそう仰るんです」
と報告してこられたもので。
「なまけたような、ってどういうことですか？」
やっぱりそう聞きますわね。
そりゃ、デザイナーの沽券に関わりますよ。
最低、最悪な評価じゃないですか。
そしたら
「さあ…よく分からないんです。」
と。

「なまけたような」はつまり、「自分の思うような形ではなかった」ということですね。
「なまけた」という言葉を出すか出さないかは人それぞれなのと、実際に聞いてきたわけではないので、どういうニュアンスだったかもわたしには分からないですけど、わたしは命かけても別に「なまけて」仕事してませんから。
ただ、仕事ちゅうのは、「イッショウケンメイ」やったかどうかより、やっぱり結果ですから、NGはNGなんでしょうねえ。
忙しくなってくると、必死になってるわりにはつまんないミスを連発したりもするしなあ、わたしって。

空を見上げたらきれいなお月さんが出てました。
膨らんで膨らんでまんまるになって、へこんでへこんで細くなって、また膨らんで膨らんで、お月さんも地道にやってるのよね。
ま、そんなふうに生きていくのも良しよね。