微かに浮上中

びっくりした…。一ヶ月近く日記書いていなかったのか…。
どこ行ったんだ、わたしの一ヶ月…。
ちょっと気を落ち着かせるべくブログに向かってみたりしています。

うちのマンションの大規模修繕は、やっと一週間前くらいに足場が外れ、外の光が家の中に入るようになりました。
朝になると目が覚めるようになったし、外に出て初めて「おお、今日はこんなにいい天気だったのか」と知るようなこともなくなりました。
足場の覆いが外されて、その向こうに満月が見えたとき、涙が出そうになりました。

この近辺ではうちのマンションは一番古いマンションで、周囲は数年遅れくらいで建っています。
と、いうことは順次数年のちに周囲のマンションにも大規模修繕の時期が来る、ということですね。頑張ってくれたまえ。(誰が?)
マンションに足場が組まれる前後、わたしの仕事は大不調で、何が一番苦しいかって、思うように絵が描けなくなったのが一番苦しかったです。
どんなにイメージが沸かなくても、形がとれなくても、納期は必ずあるわけで、出しても出しても「ノー」の状態だったとき、もう自分はダメなんじゃないかと心底思いました。
たぶん夏場のにカイのバスケの試合に付き合っていた疲れと修繕で日の光が入らなくなったための体内時計の狂いみたいなのも原因であったんでしょう。

通院している病院でそういう話をしていて「とにかく形がとれなくて苦しむんです」と言ったら先生が「ねえ、形とれないって、それギョーカイ用語なの?」と。
ギョーカイ用語でもなんでもありませんが、先生それ突っ込むところじゃないっす。と、いうか、突っ込まれると傷口に荒塩っす。

形がとれないというのは平たく言えばデッサンとれないということでもありますけど、描くものに命が入らない、ということでもあります。
そこまで考えなくてもよいものもありますが、こんなに苦しいことはないのです。何をどうすればそこから這い上がれるのか分からないんだもの。

とはいえ、こういう経験は何度もしてきているので、「いつかは抜け出す」というのは知っています。
一週間で抜け出すか、一ヶ月で抜け出すか、半年かかるのかは分からないですけど。
数年かかったらもうアウトですけど、まあ、そんなことはまずないです。
なので、耐え忍んでようやくちょっぴり持ち直したところ。
今週はあと2枚描いて、あとはデザイン物。
それが終わる頃にはいよいよカイのバスケの役員も引継ぎで、放置していた自分のサイトも運営別サイトも手入れできるのかな、などと期待持ってます。

人間、やっぱしある程度のゆとりって大事なんだよ…つくづく。
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