エスコートなのかいいや年寄りいたわりの図

お客さんのメーラーから2500通ほどのスパムメールをがしっと削除してさしあげて。
1000通ほど削除したところで半分気が遠くなってましたが。
スパムだけはメールアドレスを変更しない限りは完璧に弾くことは難しく、入ってきたらマメに削除するしかありません。
うちでも週に1000通近く来ています。多くはサーバ止めにしているので、メーラーまでたどり着いてくるやつは数通程度ですけれど。
お客さんの場合、数年で2500通だから少ないほうです。
「削除しましたよ」とお客さんに言ったら「うほ。」と仰いました。

さて、確定申告の準備がようやく終わって、あとはe-Taxに行くばかり。
というので少し休憩。
数日間「この土日で確定申告をやってしまわなければわたしは破滅だ」と思い、鬼のようにスケジュールをこなしてました。
途中で次男が「卒業メッセージを先生に書くんだって。親も」と言ってA5大の紙を持って来たときは卒倒しそうになりましたが。
子供だけでええがな。
なんで親まで。
学校にはいろいろお世話になりましたという気持ちはありますが、次男はよく登校拒否にならずに頑張った、と思えるような日々だったので、いまひとつ「感謝しろ、の押し付けはしないで欲しい」と思ったわたしは嫌な人間でしょうか…
再び話題が変わりまして。

昨年末あたりから新しいクライアントさんと仕事をしています。
まだうら若い社長さんで、紹介してくれたのは長年お付き合いくださっているプランナーさんなのですが、とっても忙しい社長さんなので打ち合わせがだいたい夕方〜夜になります。

んで、打ち合わせが終わって外に出ると…「くっ…暗いっ…」。
紹介してくださったプランナーさんも言っていたけれど、彼女も最初は動けなかったそうな。
目に異常のない彼女が動けなかったくらいなのでわたしはもっと動けません。
で、会社出てすぐ外は石段で、昨年自分の家のマンション前で二回も落ちて捻挫したことを思い出すのです。
数段の階段で捻挫なら、この石段だときっと死ぬぞ、みたいな。

そこで最近の若い人は(なんちゅうオババな言い方)は違うんですよねえ、さりげなく「はい、どうぞ」と手を差し出してくださる。
この年になるまでわたしはうら若き男性に手を差し出してもらった経験なぞございませんわ。
つか、手を繋いだ男性なんて旦那くらいですわ。(おっ?)
…とかいう思考は一瞬でしたけどね。
だって、誰かにすがらなきゃ、階段下りられないんだもん。

いやー、情けなかった。
「はい、もう一段。あ、あと半歩前に出て。もう一段」
これはねぇ、エスコート、ちゅうより、年寄りが手を引いてもらってる図ですよ。
因みに最初は片手。二回目は両手広げて「どうぞ」でしたねえ。
わたしも10年若ければのぼせていたかもしれないですが。
すみませんねえ、こんなババアの手を持たせてしまって。

よほど家に帰ってから「○○さんはねぇ、外に出たら手を差し出してくれてねぇ」とか旦那に言ってやろうかと思ったけど、「ああそう」で終わりそうなのでやめました…。
「取引先が自分の会社の前で階段転げ落ちて死んだら縁起悪いし、しかたないからだろ」
とまで言いそうだ。旦那なら。
わかっとるわい、そんなことは。
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