どこで誰が読んでるか分からないのでずーっと我慢をしていたけれど、さすがに訳がわからなくなってきたので…
…書きまする。
ずーっと前世代の2G携帯電話を使っていたのですが、さすがに今にもこと切れそうになったので新しいのに替えました。
Softbankなので、「お父さんストラップ」がもらえて嬉しい。
喜んで携帯電話につけたら、重いです…お父さん。邪魔です。外します。
新しい携帯で何にびっくりしたって、送られてくる学校関係のお母さんたちからのメールが実は「ぴかぴか」「ぴろぴろ」「どげーん」というデコメールであったことを初めて知ったという…。
と、いうことは、わたしのレスは相当素っ気無い感じだったのでしょうね。
絵文字は全部吹っ飛んでますから。
ところで、今日はゴミの日だったので、朝は各部屋のゴミ回収。
で、子供部屋のゴミ箱の中からカイが学校からのプリントを一杯捨てていることが判明。
「ん、もう、またちゃんと出さないで…」
と、一枚一枚改めていたら、卒業文集に出すらしき原稿発見。
書き損じたもののようでしたが、好奇心に駆られてつい読んでしまった。
「ぼくは、しょうらいイラストレーターになりたいです。
まん画家にもなりたいです。
どうしてかというと、さいしょに買ってもらったまん画がギャグマンガで、とてもおもしろくて、こんなふうにたのしいお話をかいて、たくさんの人を楽しませることができるといいなと思ったからです。
ぼくのお母さんはイラストレーターです。
毎日、たくさんの(以下、未記入)」
嬉しいんだかなんだか分からないうちに「うぇ」という声が出てしまったその心境、分かってもらえるかなぁ…。
お母さんの話はどうでもいいから。
毎日、たくさんの、は、ないって。マジで。
つか、いいから、ほんとに。お母さんのことはどうでも。
勘弁して…。
まあ、もう既に遅しだと思いますが。
カイが本当にイラストレーターか漫画家になっているかどうかは、10年後くらいに分かるのでしょうか。
生きてるか、母。(ぇ?)
某所ではちょこっと書いたのですが、
お正月には何とか映画を観ようと思って5本ほど借りたんですよ。
結局、観れたのは3本だけでしたけれど。
一本目、フランク・ダラボン監督「ミスト」。(原作はスティーヴン・キング)
いい映画なんですけどね、「衝撃のラスト15分」は「やりきれなくてたまらない15分」でした。
ミステリーで泣く映画はこれくらいかもしれない。
二本目、「アイアム・レジェンド」。
ウィル・スミス主演に惹かれて期待していたら、ただのアンデッドバトル…。
もう少しヒューマンかかってるかと思ってた。
でも、ウィルス感染世代は一世代だけだろうから、うまくいけば1世紀以内には人類回復するのでは?という気もしないでもなし。
「レジェンドはここかい!」と最後吠えたのもまた事実。
三本目、次男と一緒に見たディズニーの「魔法にかけられて」。
これが一番「映画観たよなー」と思わせる映画だった…。
ジゼル役のエイミー・アダムスがとっても可愛い。
王子様のクレイジーさがたまらない。
でも、一番クレイジーなのは、ロバートの恋人だったナンシーだとわたしは思う。
でも、ナンシーがクレイジーじゃなきゃお話纏められないよな、と思ったり。
最後の最後に忙しくなっているのです。
眠い…
今年は、なのか、来年は、なのか
とにかく正月返上でマシン前なのです…
とりあえず皆さま良いお年を
で、お正月はブログ書けそうにないので
あ、はっぴー、にゅーいや〜〜…
『母は木枯らしに誘われ西方に旅立ちました。』
今日、大学の恩師の逝去を知らせるはがきが届きました。
かなりショックだったです。
はがきは息子さんからです。
真っ白い紙にすっと一本だけ線を描くというのが先生の作品で、
その極限まで削ぎ落とされた美は学生だったわたしたちには非常に追うのが難しく、先生の課題はけっこう難儀であった記憶があります。
描いたところの美しさ、白いままの美しさ、はたぶんもうわたしが一生かかったってできないです。
作品と同じように先生は凛とした方で、長い黒髪をいつも頭の天辺にお団子にし、スモックのポケットに両手を突っ込んで背筋を伸ばし、コツコツと足音をたてて学生たちの間を巡る…そんな記憶があります。
わたしは卒業してからもずっと年賀状だけは出し続けていて、「あなたの描く漫画はうちの息子が毎年楽しみにしています」と返事をくださり、それからは息子さんのことを思い浮かべながら送っていました。
その彼からのはがきであったことも衝撃でありました。
在学当時はまだ4,5歳くらいであったと思います。
今はもちろん成人なさって、きっとご結婚もなさっていることでしょう。
木枯らしに誘われ旅立った、というのは先生らしい、と思いました。
先生はきっと究極の風という線をご覧になったのかもしれません。
先生、お世話になりました。
西の地で、安らかにお過ごしください。