センチメンタルどこへやら

▶ in Diary posted Fri 24 May 2013 / 22:19

先日、面接を受けるからと大阪に行った息子ですが、一週間たって返事が得られていないようなので、恐らく全ボツだったのでしょう。

それはそうと、父親から
「んなもん、何の準備もなくていきなり大阪行きやがって、あっちで住みたいんだったらこっちで家の敷金や礼金くらいテメエで稼いでから行きやがれ」
と総ダメ出しくらってました。
なんだよ、父ちゃんを説得して行ったわけじゃないのかよ。
これで息子の一人立ちなのねと、うるうるしていた私のセンチメンタルを返せ、て感じです。

と、いうので息子はまた家にいることになりましたが、
こいつの生活状態が悪いのなんの。
早い話、午後に起きて明け方寝る、という最悪の状態ですね。

数回小言を言いましたが、自分で責任をとれ、と私は放置状態です。
こっちも常に小言言い続けるほどヒマじゃないからです。

が、最近ちょっといい加減ドカンと怒ったろかな、という気がしてます。
と、いうのも、明け方にトイレのドアがバタンと閉まったり、コップを洗う音がしたりして、その時には今時分だとお日様が昇っている時間で外は明るいです。
明るいとそれで私の目が覚めてしまうのです。
「え、もう朝?」と時計を見ると、午前5時前。外がもううっすら明るい4時半くらいだったりします。
私は普段6時に起床しますが、就寝時間は平均して午前0時半〜1時です。
つまり、5時前くらいに起こされてしまうと、4時間が5時間くらいしか寝てないことになってしまう。
「まだ早いじゃん!」と思って再び寝ようと思っても、一時間したら起きなきゃ、と思うともう一回ぐっすり寝るどころじゃないのですね。

これが辛い。
なおかつ、自然な目覚めじゃないからなおのこと辛い。
だいたいが朝型の体質なので、午前中くらいはもちますが、午後からがもたない。
くっそー、眠いなー、というので少し横になろうとすると、今度はあっちが起きてきて、ごそごそ、ごそごそ、場合によったらトモダチ来たりして、眠れない。

はよ職探して大阪行け!

…と、センチメンタルどこへやらでむかむかしとります。

親って我がままです。たぶん子供以上に。

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子離れ

▶ in Diary posted Thu 16 May 2013 / 21:02

めずらしく続けて日記を書いています。
あんまりこういうことはないけども。

とりあえず着々と黙々と仕事をこなしています。

さて、専門学校を卒業して実家に戻ってきてしばらくプータロ―していた長男ですが、なんだかいきなり数件のバイトの面接を受けてくるからと、明日から再び大阪に戻ります。
ものすごい学費を払ってCGの専門学校に行ったのに、本人はそういう仕事に就く気がさらさらないらしい。
いったい何がやりたいのかわからないまま、本人の意思はあくまでも大阪に住んで働く、ということだけで、何をどう言っても聞く耳持たないので、私はもう知らんふりしています。

中年臭い大人の目から見れば青っちぃですよ。バイトだけで食っていけるかよとか、自力で生活したこともないのに、できるかよとか。
(とりあえず実家にいたこの2か月間だけは、料理を教えた)

でも、私も大学出て家を出るときに相当親に苦言を言われましたからねえ。
おんなじですよ。
親ってのはこういうもんです。
少なくとも自分でなんとかやっていこうという気持ちがあるだけでも十分じゃないですかね。

一見無謀に見える息子の行動も、よくよく考えてみれば私の若い頃の行動によく似ています。
学校を卒業したら自分で生きていくもんだ、と勝手に決めて家を飛び出したはいいものの、今思い起こせば怖い思いはいっぱいしたような。
親はその半分も知らないんじゃないでしょうか。
知ってたら速攻連れ戻されてますね。(笑

アスペルガーという障害を持つ息子にとっては、社会はなかなか生きづらい世界でしょう。
それでも内に篭らず、自分で何とかしようという心意気は評価すべきです。
21歳という年齢の彼には、親の助言は遙かに遠く、あとは自分で生きていく道を探す時期。
親も子離れをしなければと思う日々です。

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無の題

▶ in Diary posted Tue 14 May 2013 / 18:54

提出した6000字もリテイクなく通りました。
しばし休息・・・というわけにもいかず、次の仕事に着手してます。
そうこしているうちに、次の文章仕事が来ます。
さて、今度はどう纏めようか。

先日、仕事場を掃除していて、不要な書類をごそーっと捨てたのですが、数年開いていない箱を開いたらこんなものが。

note.jpg

高校生のときに書いていた小説のノートですね。
授業中に書いていたような…? という記憶が。(汗)
まあ、ご丁寧に手書きですか、などと笑ってはいけません。
パーソナルワープロ機として発売されたNECの文豪ミニなどは、この時代より6年後。
私が会社員になったときですらまだ富士通OASIS全盛期でしたから。
当然、この時代に一家でひとり一台パソコン、なんてのは私の中では遠い遠い未来のことでした。

それはさておき、
こういうのが数冊ごそごそっと出てきて、ああ懐かしいと思う反面、そういえばこれの倍ほどの量で漫画を描きなぐったノートもあったよなぁ、と。
それは実家に残してきたので、たぶん震災後(阪神淡路)母がどかっと捨てたと思います。
文章のほうはよほど思い入れがあったらしく、私は島根に持ってきたようで。

私が漫画(のようなもの)を描き始めたのは小学校の2年生頃です。
小説も小学生の頃から書き始めたと思う。

今も昔も私は外に出るよりも、家の中にいるほうが安心できるタイプで、それは重度の喘息持ちだった、というのが影響しているんでしょう。
普通の子のように体を動かすことができなかったし、学校は半分くらい休んでしまうような感じだったので、こんなことでしか発散をする術がなかったんだと思います。
当時の私を両親は「ガラス細工のようだった」とよく言っていましたが、今の私は「鉄板」です。
20歳まで生きることは難しいだろうと医者から言われていましたが、もうその2倍以上生きてます。
人生は変わるもんです。
病弱なお子さんをお持ちの皆様、安心しましょう。

さて、何度も脱線しますが、
今の私はイラストレーターで、グラフィックデザイナーでありながら、仕事は多岐にわたっています。
企画書も作るし、ライターでもあります。
立派なものは無理ですが、Webのパーツに使用する程度なら写真も撮ります。
写真は中学校1年生くらいから、父の一眼レフを借りて撮り始めたかと思います。
企画書を作る術を覚えたのは会社員時代です。
山っちゅうほど新商品の企画書を作りました。

フリーランスで仕事を始めてから、気づいたら自分の本業は何なのかわからなくなるくらい、いろんな仕事を担っているようになっていました。
少し前まではそれが辛かった。
本当に自分がやりたい仕事は何なのか。
自分はいったい何を目指しているのか。
それが分からなくなったから。
いろんなことを担う私を便利に思ってくれる人もいれば、侮蔑の目で見る人もいます。
世の中には「身の程を知れ」とかいう言葉もあるから、なんでもかんでもやっているのが必ずしもいいとは限りません。
プロがある世界は、それなりの水準があるわけで、平たく浅くやってきた私がどうしたって太刀打ちできない領域も必ずあります。
そこはきちんと押さえないといけないこともあります。
そして何が自分の得意分野であるのか、もきちんと押さえないといけないこともあります。

わかっているだけに、もうそろそろ自分の「本業」というものをじっくり考えないといけないんじゃないか、いや、もう考えたって手遅れの時期に来てるんじゃないか、という焦りが常にありました。

でも、ふと。

私は仕事をしていて楽しくないのか? と考えたのです。
文章を書いても楽しい。
写真を撮るのも楽しい。
デザインをするのも嫌いじゃない。(実はちょこっと苦手だけど)
イラスト描くのはもっと楽しい。

楽しいの裏側には必ず「辛いなぁ」ということがあります。
それが「創る」ということだし「仕事」というものです。

鼻っから仕事としての水準に達していなければ、どんなに私が楽しいと思っていても、仕事でやりたいと思っていても、発注してくれる人はいません。
成果がなければ次はありません。
発注してもらえる、次がある、ということは、必要に思ってもらえている、ということです。
じゃあ、それでいいじゃないか、と。

お話を作ることが大好きで文章を書き、漫画を描き、ファインダーから見える世界に魅入られて写真を撮り、そうして培ってきた私の今までの人生を何も自分で否定することはないじゃないか。
誰が何と言おうと思おうと、必要とされるんならそれでいいじゃないか。

そのうち、自分ではどうしようもない壁にぶち当たることもいずれあるでしょう。
その壁をよじ登る気力があればそうするだろうし、もうその体力がなければ少しずつ私の場は減っていくでしょう。
それもよきかなと思います。足るを知るって大事。
やってきたことは残るから。少なくとも私の心の中に。

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ずるずる

▶ in Diary posted Mon 06 May 2013 / 13:34

6000字文章、現在5700字、このまま書き続けると9000字を軽くいっちゃいそうなので原稿用紙8枚分くらいをリライト必須…ううう。
今日、明日には書き上げたい。そのあと仕事場の掃除が待ってる!

今年はGWも全くなく、仕事に精を出しています。
こういう、仕事が多いわ、病院は休みだわ、な時に限って家族から風邪をうつされる。
うつした家族は隠岐島に帰っていたぞ。
うつし逃げだ!!
もう帰って来んでもええぞ、と思っていたけど、昨日帰ってきた。

とりあえず病院で薬ももらったので、今は鼻水ずるずるだけですが、鼻をかむたび「これって、脳みそが出てるんじゃないよな〜?」と思うくらい、頭がぼーっとしてます。
まあ、もとからぼーっとしてるからたいして変わりはないんですが。

と、いうところで、久々の日記も鼻を垂らしながらこれで前線復帰します。
ずるずる。

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