俺、頑張ったし。

▶ in Diary posted Tue 16 Dec 2008 / 10:30

昨日、長男がふとわたしの傍に来て言うに

「Kがさあ、どうも彼女をほかの奴に取られちゃったみたい。ビョーキみたいンなってさあ、どうにかしてよ。」

どうにかしてよ、って言われてもこればっかりは。
それより、長男にそんな深刻なプライベートな秘密を打ち明ける友人ができたのだ、ということのほうが母親としては嬉しいわけで。

17歳という年齢から考えて、長男と母親であるわたしの会話は一般世間からすると相当密度が濃いように感じられるかもしれません。
これ、という決まった名前もつかないまま自閉症スペクトラムの中を浮遊して生きている息子の日常は、常に自分の行動や考えが他と合っているかそうでないか、を検証する緊張の日々です。
自分の気持ちにひっかかったことをこと細かに親に話すことで、自分なりの積み重ねをしようとしているのかもしれません。
中学時代の息子は荒れて、わたし自身は命の危険すら感じることが多々ありましたが、今はずいぶん大人になったなあと思います。
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